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2015年2月 8日 (日)

かき舟

 12月17日(水) かき広(最寄駅:京阪電鉄・淀屋橋)
 嫁たぬきが昨年12月から1月まで御堂筋一帯で行われた「御堂筋イルミネーション」を見たいというので、お仕事が終わった後、淀屋橋まで出掛けました。
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中之島(市役所付近)はこんな感じ。飲食店のテントがたくさん出て、クリスマスマーケットみたいに賑やかです。「ボルシチ」をアテにビール飲んだりしてバル気分を楽しんでいましたが、この日の寒さは尋常ではありません。長い間じっとしていると凍えそうなので、暖かいところで温かなものをいただくことにしました。
 淀屋橋のたもとに昔から“浮かぶ”「かき広」さんに寄ってみます。前から一度入ってみたかったんですが、カキ鍋はコースのみで、値段も少し張ります。そこで、カウンターのコーナーで一杯やって帰ることにしました。昔、この辺りには、カキ料理を食べさせる「かき舟」と呼ばれるこういった料理舟がたくさん浮かんでいましたが、今ではここ1軒(隻)だけになってしまったそうです。
 とりあえずビールをお願いすると「大阪府小売酒販組合連合会」と書かれたグラスが出てきましたねぇ。酒屋さんの立ち飲み以外で見るのは初めてです。アテには「うざく」を頼みました。かき舟ですから、当然、ウナギもお得意でしょう。
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ほっこり旨いウナギ。タレはややコッテリですが、酢の物なんで気になりません。
 温かいものを頼みましょう。
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「湯豆腐」をお願いすると、雪平(行平)で出てきましたよ。最近は雪平なんてあまり見なくなりましたねぇ。平安時代の歌人、在原行平がこのような土鍋で海女に塩を焼かせたという故事にちなんで「行平」と呼ぶようになったそうです。後に「雪平」とも書くようになり、今ではそちらのほうで通っていますよね。子供の頃、体があまり丈夫でなかったおっちゃんは、これを見ると病気の時の苦しかった記憶や、病人用の味気ない粥を思い出すので、大人になるまである種のトラウマになっていました。
 閑話休題。2人とも体が冷えきっていますので、さっそくいただくとしましょう。
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おぉ~、具だくさん。これは湯豆腐というより、もはや寄せ鍋状態ですね。しかも、マツタケまで入っているじゃないですか! 燗酒にせなしゃあないですよ。ダシがシッカリと効いて旨い。スダチを絞っていただくと、体の芯まで温まります。
 嫁たぬきが大好物の「ウナギの蒲焼」を頼もうとしましたが、値段を見てちょっとひるんだので、「う巻き」をもらうことにしました(笑)
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う~ん、ホクホクの旨うま。かかっているウナギのタレがこれまた美味。ちょうど酒とも帳尻が合いましたので、大将の「今度、奥さんとご一緒にカキ鍋も食べに来てくださいね」という声に送られ、お店を後にしました。

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