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2015年8月23日 (日)

神代も聞かぬ竜田揚げ

 6月14日(日) KARAKU(最寄駅:JR大和路線・法隆寺)
 法隆寺の近くを流れる竜田川は、在原業平の歌「千早ぶる 神代も聞かず 竜田川 唐紅に 水くくるとは」の歌でよく知られています。竜田川の水面が紅葉の落ち葉に美しく染まる様を詠んだ歌です。歌とは関係ないですが、カラリと揚がって旨そうに紅に染まった揚げ物を、いつしか「竜田揚げ」と呼ぶようになりました。
 ということで、竜田川が流れる斑鳩町は、竜田揚げの聖地になっているそうで、唐揚げ好きのおっちゃんとしては気になる存在であります。町起こしの一環として、竜田揚げにちなんだ「竜田揚げ↑(あげあげ)プロジェクト」というのも行われているというので、そりゃ、もう訪ねないわけにはいきません。
 駅前の商店街に、早速、プロジェクト参加店を見つけました。
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「KARAKU」さんというそうです。屋号は先ほどの歌の「唐紅に」の「からく」から取ったのだそうです。細い階段を2階に上がった、ちょっと隠れ家のような雰囲気のお店です。バーのような落ち着いた雰囲気で、じっくりとお酒を楽しめそうです。
 それでは、早速「竜田揚げ」を。
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タレに漬け込んだ鶏肉の、粉のついたところは淡く、粉が薄いところはタレの醤油がコゲて赤っぽく色づいています。粉は片栗粉でサクっ! パシっ!と揚がり、中はジューシーで、揚げ時間のタイミングが絶妙であることがわかります。刻みショウガだけでシンプルにいただくと、実にサッパリ。漬けダレの浸み具合も濃すぎずちょうど。鶏肉の旨みが倍増しています。こりゃ、神代も聞かぬ旨い竜田揚げですよ。添えられた紅葉は、本物の竜田川の紅葉だそうで、プロジェクト参加メニューの証なのだそうです。
 もう一品、奈良らしいアテを。
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馬肉の燻製「さいぼし」です。強火でサっ!と炒めてあります。香ばしさが増すのと、少しクセのある馬肉の脂が香ばしくなって濃厚なコクが出ています。牛肉のさいぼしで同じことをやると、多分脂っ濃くてしつこいでしょうね。
 若きご主人は「竜田揚げをきっかけに、法隆寺しか人の集まるスポットがなかった町全体の盛り上げにつながるといいですね」と言ったはりました。他にも、クジラや魚など、様々な竜田揚げで参加したはるお店があるそうなので、また来てみないといけません。

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