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2016年10月 2日 (日)

究極のチョイ飲み

 9月8日(木) 小川又兵衛商店 ならまち店(最寄駅:近鉄奈良線・近鉄奈良)
 平日ですが有休なんで、休日酒っ勤のおっちゃんです(^^)v 居酒屋のルーツが酒屋の立ち飲みだということは、よく知られています。量り売りのついでに「今、ここでちょっとだけ飲みたい」というイラチ(笑)な酒飲みのニーズに応え、店先で1杯売りして飲ませていたのが、次第にちょっとしたアテも出すようになり、ちゃんとした客席を設けて専門の調理人を置き、居酒屋へと発展していったというのが、居酒屋史の定説になっています。
 居酒屋のルーツとも言うべき酒屋の立ち飲みやチョイ飲みコーナーは、今も駅前や旧市街の路地裏なんかに健在です。当然、古都・奈良の旧市街にも、そんなお店がちゃんと残っています。
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「小川又兵衛商店 ならまち店」さんは、小川又兵衛商店さんの旧本店で、創業明治初年、大正15年築のこの建物は、国の登録有形文化財に指定されています。重厚な建物とは対照的に…
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何やら怪しげな短冊がいっぱい張ってあります。「大人の贅沢 昼酒はいかが?」なんて言われたら、真昼間から飲まなしゃあないでしょ(笑)
 それでは、生ビールを…
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ジョッキのサイズは3種類。「プハー」「メガプハー」、そして「帰ってきたウルトラ・プハー」…う~ん、別に帰ってこんでもええとおもうんですけどねぇ(^^;) ご丁寧に「ウルトラマン」のソフビ人形まで飾ってありますよ(爆) 「帰ってきたウルトラ・プハー」と言いたいところですが、日本酒の一杯売りもいろいろあるんで気になりますよねぇ。ここは「プハー」で我慢しておきましょう。
 店内には奈良の地酒がほぼすべてそろっています。
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イチビリ精神タップリの短冊とは対照的に、そのへんはさすが老舗です。大理石に「ンイワトーポ玉赤」と右から彫られた立派な扁額が歴史を物語ります。
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これも「ルービンリキ」じゃないですよ、キリンビールのエッチング製プレート。昔、配達に使っていた「T型フォード」に取り付けていたといいます。T型フォードは軍隊に供出させられ、当然のことながら、返ってくることはなかったそうですが、このプレートは外しておいたので無事だったみたいです。
 それじゃ、次は地酒の「飲み較べセット」をもらいましょうか。
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ワインの箱を机代わりに。その後ろの床几(しょうぎ)のように見えるのは、奥の蔵へと線路が続いているトロッコの台車です。今も現役で、時々商品の出し入れに使われています。入り口に向かって緩やかな下りになっているので、出荷がスムーズに行えるそうです。

    いにしへの線路は続き夏の酒   櫻守

お粗末(^^;)
 大吟醸、純米、本醸造の飲み較べ。どれから飲むかは好みが分かれるところでしょうね。おっちゃんは芳醇な大醸造、どっしりとふくよかな純米、そしてキリリと切れる本醸造という順番でしょうか。チョイアテも缶詰め、乾きものや駄菓子の類が充実しているほか、土日には数量限定でコンニャク串もあります。これがまた美味で。たまにこうしたお店で、居酒屋の原点に返ってみるのもいいなと思いました。

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