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2017年1月 9日 (月)

愛すべき老舗

 12月10日(土) 二和鳥(最寄駅:近鉄難波線・日本橋)
 嫁たぬきと法善寺横丁にお出かけしました。キタのお初天神とともに、古き良き大阪の風情の残る名所です。水かけ不動さんにお参りし、一杯やって帰ります。
 この界隈に名店や老舗は数あれど、鶏好きのおっちゃんはやっぱり「二和鳥」さんに寄らないわけにはいきません。
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付き出し代わりに出される「つくね」。程よい硬さと食感、鶏の風味を生かし余計な風味を付けない、つくねの教科書みたいなタネです。
 老舗の専門店ですから、ちゃんとええ生もんも持ったはります。
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「生肝」。わざわざ白肝がどうのとか言わなくても、ほんのり脂のノった普通の肝が普通に旨いシアワセ。鮮度良く下処理がきちんとしているので、余計な臭み、水っぽさや苦みはなし。あえてゴロっ!と切ってあるので、プリっ!とした食感の後、じんわりと口の中でほぐれます。
 焼きモノもいろいろと。
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「セセリ」です。塩焼きでいただきます。プリプリでミッチリと串に打ってあります。
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「玉ヒモ」はタレで。結構しっかりコゲていますが、コゲ臭かったり苦かったりすることはなく、タレのコゲ味が香ばしい。強火でサっ!と焼いてますので、キンカン(黄身)は程よく半熟。
 嫁たぬきが大好きな「手羽」。
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見よ! 鶏が羽ばたくかのような、この見事な焼き上がり。手間暇かけて丁寧に開いてあります。塩焼きですが、サっ!と掛けたサラリとした仕上げダレが絶妙。
 で、仕上げはいつもの「皮」。
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こんがりと黄金色に焼き上がってきました。表面は非常に香ばしく焼けていますが、中はふんわりとジューシー。
 締めに「鳥スープ」をいただきました。
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ショウガの風味が香るスープは、鶏のコラーゲンの余計なポッテリ感が出ないよう、程よく濃度が調整されています。
 それにしても、この見事な白木のカウンターはどうでしょう。寿司屋のようにシミ一つなく磨き上げられていて、来るたびに感心します。腕の良い職人さんは、掃除や養生が徹底しているといいますが、この店に来るたびに「その通りだ」と思います。“卒業生”のお店に名店が多いのもうなずけます。おっちゃんの愛すべき老舗の一つです。

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