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2017年8月

2017年8月27日 (日)

鶏唐はソースで食す

 7月2日(日) おかげ(最寄駅:JR奈良)
 休日の奈良散歩です。ジリジリと暑い。「こういう日は揚げ物が食べたい」と思っていると、ちょいと気になる店構え。
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何軒か古い飲食店が並ぶ一角にある「おかげ」さん。店そのものは、比較的新しそうですが、この建物はなかなかの骨董品でっせ。
 とにかく生ビール。
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う~ん、キンキンに冷えたサッポロさんの生。いいですねぇ。焼鳥屋さんかと思って入ったんですが、アテは知覧の鶏さんを中心にしながら、いろいろあります。で、とにかく暑い、冷えたビール、旨い鶏さんとくれば、やっぱり唐揚げいっとかなしゃあないでしょ?
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おっ! ゴロっ!とデカいまま揚げて、ザクザクと切ってあるじゃないですか。小さく切って揚げるより、ジューシーさが失われにくいですよね。えっ! 小皿に入っているのはカラシとウスターソース?? う~ん、このパターンは初めてですねぇ。カラシをチョン!と付けて、ソースを下品にベタっ!と。鶏の肉汁と下味が一層強調され、ソースの濃いぃ塩分とカラシの刺激がビールを呼ぶ。最初はウスターソース好きのおっちゃんも、さすがに「えっ! 唐揚げにウスターソース?」と思ったんですが、いや、まいったね、大いにアリですね、これは。ビールが一気にカラになります。
 ほかの鶏さんメニューも気になるじゃないですか。
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「ヒネ鶏ポン酢」。コリコリのヒネ鶏をカラっ!と揚げ、シンプルにポン酢で。う~ん、紛れもなくビールのアテ。
 「厚揚げ」をお願いしたら、やや間があってから「ジュワ~っ!」と揚げる音。これは、もしや…
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果たして、自家製の揚げたて。アツアツに、醤油を下品にドバっ!とかけて、口の中の粘膜がヤケドして剥がれるのも無視して、熱いうちにハフハフ言いながらいただきます。
 小腹がすいたのでピザを。「タコわさピザ」とは、初めてのパターンです。おもろそうなので、ちょっと試しに。
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おぉ~、マジでタコわさが載ってますよ。天盛りした刻み海苔がうれしかったり。タコわさとチーズって、こんなに相性良かったんですね。 これは、ちょっと試しどころじゃなく、良い子はぜひマネしてみないといけません(笑)
 店内は程よく古びた木組みを生かした落ち着ける雰囲気。開店時に塗り直した白壁には、お客さんのメッセージやサインがいっぱい。「いろんな人のお世話になって、今がある」ということを忘れないよう「おかげ」と名付けたのだそうです。大将が子供の頃からこの建物はあったそうで、「その時は、自分がここで居酒屋をやるとは、思ってもみなかったですけどね」と笑ったはりました。

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気になり続けた寿司屋

 6月28日(水) 功寿司(最寄駅:京阪バス・中宮)
 枚方市駅からバスに乗ると、府立精神医療センター(旧府立中宮病院)前のマンションの1階に、老舗らしき飲食店が2軒。しかし、残念ながら炉端屋風のお店は既に営業を終了してしまわれていて、寿司の「功寿司」さんだけが営業中です。他にも飲食店がありますが、いずれも老舗ではなく、何度も入れ替わっておられます。
 気になった店があったらすぐ行ってしまうくせに、なぜかずっと気になり続けたまま、行く機会がなかった「功寿司」さんに、嫁たぬきを誘って寄ってみました。だって、寿司好きの嫁たぬきに黙って一人で旨い寿司屋に行ってきたなんてバレたら、「きぃ~っ!」て怒られますので。
 おまかせの12貫セットをお願いして、二人でつまみます。
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「ヒラメ」は軽く昆布締めにしてあります。プリっ!として旨い。
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「ウニ」は、あえて軍艦にしないところがいいですね。粒がしっかりしていないと、だらしなく崩れてしまいますから、それなりにいいウニでないとできませんよね。甘さと潮のほろ苦さが感じられていい。
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「玉子」(写真左)と「ウナギ」。玉子はちょいシャリで、「玉子焼きを楽しんでください」っちゅうお仕事。余計な甘さを抑え、キメ細かく巻かれた、おっちゃん好みで丁寧な仕事の玉子。
 セットとは別に、アテ用に頼んでおいた「うざく」が来ました。
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刻んだ玉子とキュウリとショウガとワカメの下に、タレをしっかり含んだウナギさんが隠れたはります。甘すぎず、キリリとした辛めに仕上げた酢の加減が酒のアテにピッタリ。
 「イクラ」(写真左)と「イカ」(写真右)が出ました。
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ピントが甘くてすみません。イクラは粒のしっかりした、生臭さのない、いいイクラです。イカさんは、多分、紋甲ですね。厚めの身に細かく隠し包丁を入れ、ショウガとネギをチョン!と盛り、レモン塩仕立て。ええお仕事です。
 で、このへんでセットの「赤だし」も到着。ぼちぼち終わりですね。
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ジュンサイのプルプルが夏っぽい。
 「カンパチ」(写真左)と「タコ」(写真右)。
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タコは柔らかすぎず、適度な歯ごたえを残しつつ茹で上げてあります。
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「コハダ」(写真左)と「芽ネギ」。コハダの締め加減バッチリ。一見、ぶっきらぼうに見える飾り包丁がシンプルで美しい。
 で、「エビ」が出てフィニッシュ。
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あれ? 計11貫ですね。そういや「マグロ」撮るの忘れてました(笑)
 余計な派手さがなく、なかなかシブいお仕事。嫁たぬきが頼んだレモンチューハイは、樽ハイをサーバーからシュ~っ!ではなく、お店でちゃんと焼酎を割ってレモンを絞って作ったはります。雑味のないスッキリした旨さに、おっちゃんも思わず注文してしまいました。お値段はご近所の“回らない”お寿司屋さんよりも、ちょびっとだけお高い程度。こりゃ、たまに来たくなります。

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鶏バル

 6月21日(水) はーばーど(最寄駅:京阪電鉄・京橋)
 京橋の京阪モールがリニューアルされ、食堂街のお店にも入れ替えがあったので、嫁たぬきを誘って行ってみました。
 「何食べようか?」とネタに困ったら、すぐ焼鳥屋に逃げ込む鶏好きのバカ夫婦ですから、鶏バルなんて書いてあると、もちろん反応してしまいます。
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「はーばーど」さんは、今回新たに京阪モールに出店されました。「前菜の5種盛り」を注文すると、鶏づくし。(写真左から)ズリ、ササミ、背肝、肝、そして右端の器は「スパイシーチキン」です。どれもなかなか見事にビールのアテですよ。
  おっちゃんは「背肝」をリピート。
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焼きは浅めですが、血生臭さはなし。タレがややぽってりしていますが、塩焼きでも旨そうないい背肝です。
 嫁たぬきは「アボカド」を。
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半割りしたアボカドをグリルで焼いてあります。焼鳥のタレ風なタレがかかっています。火が程よく入って、アボカドがトロトロ。これは、女子にウケるでしょうね。
 「カマンベールチーズ」も焼いてもらいます。
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こういうアテのあるところは、紛れもなくバルですね。焼鳥屋さんに、あんまり「アツアツカマンベールチーズ」とかないですもんね。う~ん、ビールもいいけど、赤ワインが欲しいぜ。
 仕上げに「スパイシーチキン」をリピート。
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タンドリーチキン風ではあるが、エスニックな風味のパン粉を使って香ばしさを出してあるところが面白い。
 おっさん族ではなく、若い女性を意識したメニュー構成になっている感じがしました。「焼鳥屋って、おっさんクサイやん」というオッサン度の低い女子でも、抵抗なく焼鳥の魅力に触れられるお店だな、と思いました。

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2017年8月17日 (木)

隠れた老舗

 6月17日(土) 与太呂(最寄駅:近鉄奈良線・新大宮)
 酒場を探して街を歩いていると、時々踊り出したくなるほどうれしいことがあります。それは、住宅街の中に、ポツンとたたずむこんなお店を見つけた時。
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もう、見るからに、いかにも老舗な雰囲気。そこはかとなく哀愁を帯びた、それでいてどことなくちょっと怪しげな、こういう雰囲気にめっぽう弱いおっちゃんです。そら、もう、入ってみなしゃあないです。
 で、入ってみると…
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丁寧に手入れされ、美しく齢を重ねた品の良い内装、使い込まれたカウンターやネタケース、お品書きの黒板。それでいて…
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箸置きがちょっと遊んでいたり。「キャ~、豚よブタさんよ~」(^皿^)
 で、メニューのサラダ系が妙に充実していたりするので、「ツナポテトサラダ」を注文すると…
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丁寧なお仕事のポテサラ。そして、盛り付けがちょっとおしゃれだったり。
 和なアテはどうでしょうか。
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「うざく」です。まあ、確かめるまでもないかとも思ったんですけどね。果たして予想通り、これまた、お酢が丁寧なお仕事です。地味にいいウナギを使ったはったり、刻みミョウガがうれしかったり。う~ん、冷や酒が旨いですなぁ。
 おっちゃんの大好きな鶏アテ。
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「玉ヒモ煮」。薄味の上品なダシを、全然濁らせることなくきれいに炊いたはります。玉ヒモの下処理がすごく丁寧で、ヒモに余計な臭みやヌメリはなく、サクっ! プリっ!とした小気味良い食感。キンカン(玉)のほうは、煮過ぎずホクホク。天盛りされた針ショウガで、長年鍛えた包丁の冴えがよくわかります。
 聞けば、創業30年以上の老舗。「さもありなん」なお仕事です。実は、こうしてブログに公開しようかどうか、迷ったんです。 もし、おっちゃんが、テレビや雑誌で売れっ子のグルメ評論家のセンセイだったとしたら、いわゆる「教えてたまるか」ってお店ですね。

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深すぎる余韻

 6月10日(土) 酔in(最寄駅:JR琵琶湖線・石山)
 お仕事で石山まで行ったので、晩御飯を食べて帰ろうと歩いていると、気になる店構えの日本酒バーらしきお店を発見。
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すると、すぐに寄ってしまうこのおっさん。付き出しの「ホウレンソウのゴマ和え」をアテに、まずは生ビールです。
 どうせなら、日本酒も地元のものを。
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お馴染み「七本鎗」(冨田酒造、滋賀県長浜市)。このお店では、基本的に全銘柄純米だそうです。
 アテには…
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軽く炙った「ホタルイカの素干し」。こんなアテがあると…
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「美穂鶴 原酒」(大美酒造、岡山県真庭市)。
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おぉ、「大星」(岡村本家、滋賀県豊郷町)なんてあるぜ(^^)
 アテがなくなったので…
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「手羽玉子」。薄味のダシが絶品。手羽さんホロホロ。お酒もすっかり回っていい気分。こりゃ、余韻が深すぎるぜ(^^;)

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2017年8月16日 (水)

アテになる野菜

 6月4日(日) 吟(最寄駅:近鉄橿原線・畝傍御陵前)
 俗塵にまみれっ放しのおっちゃんですので、たまには神聖な神前に詣でて、神様のエネルギーをいただこうと、嫁たぬきと橿原神宮にお参りしました。
 まだ6月とはいえ、天気が良いと清々しいのはいいのですが、やっぱり暑い。喉が渇く。ビールが欲しい――というお決まりの図式。とはいえ、昼日中からやっている居酒屋なんて、郊外にはないよなぁ、と思っていると、「吟」さんがランチ営業中。店先のメニューを見ると、なんと、アテやお酒もいただけるみたいじゃないですか。
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 で、早速プシュっ!と。冷えた生ビールはたまらんですねぇ(^^) 自家栽培の野菜が充実しているみたいですが、野菜だとアッサリすぎてアテになるでしょうかねぇ。
 まず「豚肉のハニーマスタード焼き」を注文してみました。
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豚肉の、といいながら、付け合わせの野菜のボリュームがすごい! しかも、どの野菜も味がめっちゃ濃いぃ。大地のチカラをしっかりと蓄えてますよ、これは。
 嫁たぬきが「野菜の天ぷら」を注文しました。
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これもまた、なかなかのボリューム。自家栽培のものを中心に、近隣の農家さんから直接仕入れるという野菜は、実に旨い。野菜好きの嫁たぬきは大喜び、おっちゃんは塩をチョン!と付けて、ええアテになるので大喜び。
 で、「焼き野菜」はというと…
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「なんということでしょう!」(劇的大改造!ビフォーアフター風に) ニンジンは葉まで旨いし、ヒゲまで食べられるヤングコーンなんて初めてです。ピーマンやブロッコリーの甘いこと。こういう居酒屋さんは珍しいですね。
 お造りもいただきましたが、産地までわざわざ仕入れに出掛ける本格派。旬の魚と野菜があれば、それだけでも怖いものなしなのに、牛肉は何と松阪牛を取り寄せているそうです。それでお値段がお手頃となれば、こりゃ、また来なしゃあないですよね。

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